2.陽だまり

陽光を尾っぽに集めふわふわの布団を干すごと午後のまどろみ
(彩月)

連作(四首)
陽だまりに消えゆく庭のみぞれ雪名残り惜しそのハートのラクガキ
ぽたぽたとしたたり落ちるあめゆきのひかりまばゆしああ今日は晴れ
どこへ行く?買い物?ディズニー?遊園地?ううん、どこより公園がいい!
こんな日は雪合戦をしたっけね濡れた手袋ストーブの前
(彩月)


蜂蜜色の陽だまりで
君と一緒にティーパーティー。
紅茶のご用意、それとも珈琲
お砂糖、ミルクはいりますか?

テーブルクロスはブルーのギンガム
清楚なレースをあしらえて。
あらあら 蝶々に猫のお客さま。

ほっこり陽気に包まれて
お茶のあとはうたた寝さ。
夢の続きはまたいずれ
夢の中で逢いましょう。
(よる子)

彩月とよる子の気まぐれで出来たことばと写真の出逢いたち。世界のほんとうを探すふたりの旅路。 彩月(すずかぜ彩月) 短歌担当。絵本作家になるための一歩を踏み出したばかり。ペンネームはすずかぜ彩月。パステルとうさぎが大好き。自分を磨き、探究し続けている。 よる子 写真、詩担当。試行錯誤しながらHP作りをしている。難病持ち。寝たきりになる前にやることがたくさんあるのでいつも頭はフル回転。