お日さまを纏うた野花は天使たち君を守りて「ひみつ」と笑う
(彩月)
連作(首)
(彩月)
私の花畑の正体が
野原で道草している天使たちだったとは!
風が吹くと一斉に笑い出す。
私達は思いがけない場所に居るのだ、と。
タネが弾けて秋になったらまた芽吹く。
その時の姿を、あなたは私達だとは思わないでしょう。
いつになったら私達に気づくかしらなんて。
頷き笑うその声は
天上の囁きにも似た縹渺たる音色。
悪戯で無邪気な私の天使たち。
(よる子)
お日さまを纏うた野花は天使たち君を守りて「ひみつ」と笑う
(彩月)
連作(首)
(彩月)
私の花畑の正体が
野原で道草している天使たちだったとは!
風が吹くと一斉に笑い出す。
私達は思いがけない場所に居るのだ、と。
タネが弾けて秋になったらまた芽吹く。
その時の姿を、あなたは私達だとは思わないでしょう。
いつになったら私達に気づくかしらなんて。
頷き笑うその声は
天上の囁きにも似た縹渺たる音色。
悪戯で無邪気な私の天使たち。
(よる子)