13.水たまり

水たまり

幾重にも広がるまる、まる、舞い降りて響け広がれ繋がれ歌え
(彩月)


連作(三首)
雨の日は土も柔らか水たまりそこは孤独な大地の痛み
水たまり大地のへこみに注ぐ雨「ひとりで頑張らなくてもいいよ」
溜まっても溢れることなく染み込んでやがて乾いて草の息吹と
(彩月)


雨降りしゃんしゃん
水たまり
お空の涙は円舞する。

青空見えれば鏡のよう
ふわふわ綿雲映し出す。

ほらほらあの子が駆けて行く。
長靴かっぱのおかっぱちゃんが駆けて行く。
(よる子)

彩月とよる子の気まぐれで出来たことばと写真の出逢いたち。世界のほんとうを探すふたりの旅路。 彩月(すずかぜ彩月) 短歌担当。絵本作家になるための一歩を踏み出したばかり。ペンネームはすずかぜ彩月。パステルとうさぎが大好き。自分を磨き、探究し続けている。 よる子 写真、詩担当。試行錯誤しながらHP作りをしている。難病持ち。寝たきりになる前にやることがたくさんあるのでいつも頭はフル回転。