燦々と注がる恵み受けたいと先の先までぴんと伸ばして
(彩月)
連作(四首)
晴れ小路フクギ並木の小道ぬけ芽生え萌ゆあお家守るため
がっしりと堅く組まれて幾星霜石に萌ゆる芽首里の城壁
がじゅまるの幹複雑に絡み伸び幾重にも照る小さき葉っぱ
爆撃を逃れたこの街萌え映ゆるフクギアセロラ守るシーサー
(彩月)
春は足音をたててやってくる。
東風(こち)はリネンの柔らかさ。
衣更著、梅見月、草木張月
まるで力強いマーチのよう。
若葉が歌う萌え出づる春。
(よる子)
燦々と注がる恵み受けたいと先の先までぴんと伸ばして
(彩月)
連作(四首)
晴れ小路フクギ並木の小道ぬけ芽生え萌ゆあお家守るため
がっしりと堅く組まれて幾星霜石に萌ゆる芽首里の城壁
がじゅまるの幹複雑に絡み伸び幾重にも照る小さき葉っぱ
爆撃を逃れたこの街萌え映ゆるフクギアセロラ守るシーサー
(彩月)
春は足音をたててやってくる。
東風(こち)はリネンの柔らかさ。
衣更著、梅見月、草木張月
まるで力強いマーチのよう。
若葉が歌う萌え出づる春。
(よる子)