24.わらべうた

わらべうた

わらべうた不思議なリズムに乗せられた昔むかしの子どもの記憶
 (彩月)

連作(三首)
いちかけにかけてさんをかけなべなべ底抜け不思議なリズム
なぜこうも懐かしく思うわらべうた遠い昔の記憶くすぐる
わらべうた遠い昔に生まれ口ずさむ唄名もなき人、人へ
(彩月)


通りゃんせ通りゃんせ
ここはどこの細道じゃ 
天神さまの細道じゃ 
ちぃっと通してくだしゃんせ 
御用の無い者通しゃせぬ 
この子の七つの御祝いに御札を納めに参ります 
行きはよいよい帰りはこわい 
怖いながらも 通りゃんせ通りゃんせ
あれあれ
帰り道はありゃしない
だからあれだけ言うたのに
通りゃんせ通りゃんせ
(よる子)

彩月とよる子の気まぐれで出来たことばと写真の出逢いたち。世界のほんとうを探すふたりの旅路。 彩月(すずかぜ彩月) 短歌担当。絵本作家になるための一歩を踏み出したばかり。ペンネームはすずかぜ彩月。パステルとうさぎが大好き。自分を磨き、探究し続けている。 よる子 写真、詩担当。試行錯誤しながらHP作りをしている。難病持ち。寝たきりになる前にやることがたくさんあるのでいつも頭はフル回転。