わらべうた不思議なリズムに乗せられた昔むかしの子どもの記憶
(彩月)
連作(三首)
いちかけにかけてさんをかけなべなべ底抜け不思議なリズム
なぜこうも懐かしく思うわらべうた遠い昔の記憶くすぐる
わらべうた遠い昔に生まれ口ずさむ唄名もなき人、人へ
(彩月)
通りゃんせ通りゃんせ
ここはどこの細道じゃ
天神さまの細道じゃ
ちぃっと通してくだしゃんせ
御用の無い者通しゃせぬ
この子の七つの御祝いに御札を納めに参ります
行きはよいよい帰りはこわい
怖いながらも 通りゃんせ通りゃんせ
あれあれ
帰り道はありゃしない
だからあれだけ言うたのに
通りゃんせ通りゃんせ
(よる子)