65.束の間の静寂

束の間の静寂

(彩月)

連作(首)

(彩月)


一筋の光が花を射る。
辺りは騒がしいというのに、
そこだけは静寂が生き物のように怪しく息を潜めている。

気づいてしまったからには時遅し。
華やかさなどには無縁の孤高の花に魅入る。

目に見える束の間の静寂。
(よる子)

彩月とよる子の気まぐれで出来たことばと写真の出逢いたち。世界のほんとうを探すふたりの旅路。 彩月(すずかぜ彩月) 短歌担当。絵本作家になるための一歩を踏み出したばかり。ペンネームはすずかぜ彩月。パステルとうさぎが大好き。自分を磨き、探究し続けている。 よる子 写真、詩担当。試行錯誤しながらHP作りをしている。難病持ち。寝たきりになる前にやることがたくさんあるのでいつも頭はフル回転。