14.たんぽぽ

凪いだ空懐かしふるさと胸の奥明日を見つめて朝陽を望む(彩月) 連作(四首)風吹けば我はふわりと飛ばされて親兄弟と別れし夕べふと浮かぶわがふるさとは何処(いずこ)へか思いかき消し明日のみを見るわたぼうし離れ離れになろうとも…