52.終焉からの始まり

(彩月) 連作(首) (彩月) おかしな家と賑やかな学校と病院の白い壁しか知らない少女がいた。ずっと前のことのようでほんの少し前のこと。 田舎から街へ越してきた少女は当たり前に見えていた無数の星が見えないことと自由に走り…