54.すみれ

春風に揺れる野すみれ手を広げやさしく育て明日を夢見て(彩月) 連作(首) (彩月) 思い出すのは山肌の宝石箱の隅のすみれたち。この花を見て坂を登るのはあと何回。数えた年月懐かしく。 (よる子)