12.銀河

冬の夜碧き銀河の懐に包まる我ら皆赤子なり(彩月) 連作(五首)生きててもいい?わたしこんなちっぽけで醜いこころのかたまりなのにすがるよう冬の夜空に手を伸ばす銀河が我のほお撫で降りる輝ける漆黒我は一粒の塵と溶けゆく銀河の果…